ワイナリー訪問記【DENNER】

2件目は、【DENNER】です。

入口はこんな感じで、事前に教えて頂いていた番号を押すと門が空きます。

中に進んで行くと、二つ建物があり、私たちは「Tasting room」と書かれている方の建物に入りました。もう一つの建物は会員専用の建物となっていました。

中に入ると、この様な内装になっていました。

こんな照明、初めて見ました。

テイスティングの受付をしようとしたところ、今日はこの建物で会員限定のイベントがあっているので、一般のテイスティングは本来会員専用の建物にて行われているそう。この建物は地下一階に樽が置いてあるスペースがあり、そこで会員の方がテイスティングをされているとのこと。(↑画像中央に写っている四角い窓から地下の空間を見ることが出来ました)


さて、今回のみ一般客がテイスティングする建物はこちら。

何やらでっかいリムジンが停めてありました。どんな大物が来ているんでしょう(謎)

写真右側の入口を進むと、おっしゃれーな解放感抜群の空間が。

この日は天気が良かったので、緑が本当に爽やかでした。


さらに進んで行くと受付カウンターがあったので試飲の旨を伝えます。中と外、どこに座っても良いですよ、とのことだったので外にしました。外に出ると、この様な景色。

浅い階段を登っていくと眼下には近辺のワイン畑が見晴らせるようになっていました。

階段を振り返るとこんな感じで、少し高い位置にあります。

本来は会員専用の施設とだけあって、やはり優雅な空間になっていました。写真に写っているテーブル(個人的にベストポジション)でテイスティングしました。


前置きが長くなりましたが、こちらが今回のテイスティングメニューになります。

5種類頂きましたので、上から一つずつ感想を載せていきます。

【2015 Theresa】

薄く柔らかい、小さな白ブドウの香りがする。口当たりは意外と濃くて、しっかりとした味が広がる。滑らかであるが、喉ごしから、酸味と濃さがぐっと来るので、合う料理は限られてくる印象がある。


【2014 Ditch Digger】
香りは優しく繊細。糸がまとわるように薄く、さらっと香りが広がる。口当たりは非常に滑らかで品があるが、濃く味が伝わり、舌触りが少しべとっとしている。女性的でエレガントな仕上がり。後味もくっきりと残るので、強い印象。

【2014 Syrah】
香りは強くないが、研ぎ澄まされたプラムとブルーベリーのような香りがした。口当たりは一見滑らかでクリアだが、じわじわとシラー独特の濃さと苦味がくる。喉ごしで強い酸味と苦味があるので、個人的にきついなと思った。テクスチャーはべっとりした濃さ。後味はとても濃く舌に残る。

【2014 Dirt Worshipper】

酸味で刺のある香りが、スッと鼻に漂ってくる。フルーツの香りというよりは、ブドウを薫製にした時のチップの香りをイメージしたい。口当たりも同じように渋く濃い味がする上に、ベトベトしたテクスチャーだから、余計に口にまとわりつく。後味もべたっと濃い、重みのある味がする。


【2014 Mother of Exiles】
香りは鮮やかで若いベリーを思い浮かべるよう。香りは微かにふんわりと漂ってくる。口当たりから濃くて刺激がある。濃厚でべたっとテクスチャー。喉ごしで酸味が来るが、後味は意外にもすっと消えていくのが特徴的。

視界に機械的なものが無いので、時が止まったような1枚。

ちなみに、水を飲むために、試飲に使ったグラスに水を注いだのですが、若干残ったワインに混ざると、凄く綺麗な色になったので驚きました。ここまでピンク味の強い紫色は珍しいなと思いました。


こちらでワインは購入しませんでしたが(そこそこ高いので)、濃い味が好きな方には向いているワイナリーでした。駐車場のすぐ横にはワイン畑があるのですが、ここでもぶどうをアップで撮影してみました。

一粒だけ食べてみたところ、想像よりも普通のぶどうでした(笑)もっと濃い紫の汁が出てきて、味も苦いとイメージでしたが、全然。ぶどうそのものもでした。

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