(※ミルクセーキみたいなワインの原液とは関係ありません)
【2015 iOle】
濃く、まろやかな味わい。色は濃いイエローで、ディープな味でした。
【2014 Rio Ruso】
色は濃い赤茶色。とろけるような味で滑らか。クリーミーなコクと後から来る酸味が印象的です。
【2015 Mas】
Masは〈More〉という意味らしく、ディープな香りでした。
【2016 Dulce Dessert】
赤のデザートワイン。ブルーベリーやブラックペッパーの香り。甘味があって滑らかな中に、少しだけスパイシーな風味があった。クリーミーな食べ物やチョコレートムースに合うとのこと。
【2016 Oro Dessert】
真ん中の木材は〈ミドルオーク〉です。こちらはスモーキーでシナモンのような香りになるそう。そして一番上の黒い木材は〈ヘビーオーク〉で、チョコレートやモカ、タバコの香りがつくとのこと。オークの種類によって、ワインにこれほど影響力があるとは、目からうろこでした。ちなみに、アメリカのオークはウイスキーに向いているらしく、スパイシーな香りがお酒に移るみたいです。樽に使用する木材の産地も重要なんだな~。
ご紹介した3種類のオークは香りがワインに移るまでの期間も異なり、一番下のフレンチオークから順に、6か月、1年、1年とのこと。じっくり時間を掛けて香りが移るんですね。
この後は、オーナーがこのピノノワールにZinfandelを少しずつ足していき、味がどのように変化していくかを教えて頂きました。ここでは分かり易くシンプルに教えて頂きましたが、実際に商品化するまでには、時間を掛けて慎重にパーセンテージを変えながら吟味されているんだろうなと思いました。配合する割合で、味や香りが変わってきますので重要な作業です。
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