ワイナリー訪問記【Jaffurs】

夫にサプライズで連れてこられたのが、こちらのワイナリー【Jaffurs】


※前置き※
ワインの記事をたくさん書いていますが、ワイナリーに行くのを希望したり、こういったテイスティングの感想を私に記録させているのは夫ですから(笑) 私も、お酒は飲みますけど、のんべーでもないですし、ましてや妊娠もしてなければ当面その予定もないです。お節介は禁物です🚫


さて、このワイナリーには、壁になんとワインの木が蔦っていました。ぶどうも発見🍇
中に入ると、まるで倉庫。天上が高い。
サーフボードも飾ってありました。
こういうタイプのテイスティングルームも結構好きです。穴場っぽくて(笑)


写真が良くないですが、今回のテイスティングメニューはこちらです。
全部で5種類で、一人当たり$15です。2本のボトルを購入すれば、一人分のテイスティング費用が無料になるシステムです。


【2016 Grenache Blanc Thompson vineyard】
香りは薄い膜のように微かにふんわりと香る。軽やかなシトラスのフルーティー風の香りだと思う。口当たりはつるんと丸みのある飲み心地で、比較的しっかりとこの時点で味がする。酸味は抑えめで、まろやかな味。後味は少し刺激を残しながらあとを引く。


【2016 Viognier Bien nacido vineyard】
キレのある強めのフローラル系の香りがするが、広がり方自体は強いわけではない。口当たりはクリアでスルスルとした飲み心地だが、奥ゆかしいフローラルな香りが伝わる。フローラル系なので、味はしっかりと存在感がある。後味はスーっと清涼感が残る。


【2014 Grenache Santa barbara county】
ほろ苦さのあるスモーキーな香りが、優しく伝わってくる。その中に、美味しそうなぶどうのジューシーさを感じる。口当たりは酸味がなく、優美な風味と滑らかなテクスチャー。フルーティーさとフローラル系の華やかさを兼ね備え、バランスよく静かな味わいを作っている。落ち着いた味。後味は残るが、若干ウイスキーのような風味を持つので、レトロな雰囲気を醸し出す。


【2014 Syrah Santa barbara county】
ツンと尖った芯のある香りが伝わる。しかし、滑らかな広がり方もするので複雑。口当たりは一見サラッとしてるかと思ったが、じわじわと酸味と味の濃さが強くなる。テクスチャーは、少しべたっとしている。濃い味なので、合わせる料理は限られてくる印象。後味はぶわっと風味が口に広がるが、思ったより長引かない。


【2015 Syrah Bien nacido vineyard】
先程のシラーより、より凝縮された果実の濃さを感じる。プラムなどの濃い実を潰したままの果汁のよう。香りは優しく広がる。口当たりはべとっとしており、最初から濃い味。かといってスモーキーな苦味があるのではなく、単に濃さを強くしたイメージを持って頂くと分かりやすい。すぐに口に広がってまとわりつくが、後味は意外と、静かにそっと消えていくのが印象的だった。


ここでは3番目のGrenacheと、リストには含まれていないピノ・ノワールを購入。
このようにディスプレイされていました。

リスト以外の商品は試飲出来なかったので、想像で、ピノ・ノワールを(笑)

以上🎼

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